2009年11月14日

冬と銀河ステーション



前回の記事掲載の音楽をBGMに使用し、久しぶりに賢治の詩を読みます。

『春と修羅』第一集から「冬と銀河ステーション」
posted by peperoncino at 18:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 宮沢賢治/詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

10月17日



今作っている曲が思うように仕上がらないので、以前のつくりかけものをいじってアップしました。

ファイル名が091017となっていたので、10月17日に着手したものだと思います。
posted by peperoncino at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 錯曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

スピーカーを買いに…(行きたいような気がする)

 またお買い物? いや〜。単にそういう話題をここんところ日記にとりあげているだけの話で(買い物好きはいつものことなのです)。


 でもテレビの買い換え中止で浮いた予算がまだたっぷり残っているのだよね。


『This Is It』を見るために郊外の大型ショッピングモール内のシネコンに出かけ、開始時間まで間があったので他の売り場で時間をつぶす。同行した友人は書籍売り場に行ったので、わたしは隣の楽器店に入ってみた。
 なんということもなくぶらついていると、DTM 関連のコーナーがあり、キーボードやミキサーやスピーカーがごちゃごちゃ並んでいる。


 もしかしてこのスピーカー、これが噂に聞く(DTM 関連の本で見た)モニター・スピーカーってやつ? と思ってじーっと見ていると、
「気になりますか、それ」と店員の男の子が話しかけてきた。


「モニター・スピーカーってのを探してるんだけど」
「これがそう、そう、それですよ。これがそれ」と嬉しそうな表情になっていろいろ説明してくれました。


 モニター・スピーカーというのは音楽制作用のスピーカーで、鑑賞用のスピーカーのように低音高音の調整とかなしの、音に余計な色づけを施さずにプレーンな音を再生してくれるもの。そんな専門的なものを自分は別に持たなくたって、と思っていたけれど、見るとやっぱり欲しくなる。


 そこにあったのは2万なんぼ、とかの値段が書かれていた。
「これは一個の値段。だからふたつ買うと、この倍ですね」
「あれれ。でももう一個のは違う値段ついてる。右と左で値段ちがうんですか」
「うーん。。。」しばらく考え込んでいる。
「あっ、すみません。これは違う機種でした。組み合わせて展示してるけど、別々のものです」
「ふうん。じゃあやっぱりそれぞれが、×2なのね」


「あっちになら1個1万円のがありますよ」というのでそっちに言ってみると、それはドラムセットに繋がっていて、店員くんがドラムを少し叩いてみせてくれた。
「大きい音があんまり良くないんです。でもこれは普通のスピーカーと兼用も出来る」
「そうそう、そういうのがあると有難いなあと思ってたのよ」
「このつまみをこうすると普通のスピーカーのように低音ブーストがかかって、そうしないときはモニタースピーカーになりますよ」
「なるほど。でも、なのに、なんでこれ安いの」
「それはモニター・スピーカーとしての機能は落ちちゃうからなんです」
「それはいやだなあ」


 そのうち映画の始まる時間になった。
「どうもありがとう。じゃまた」
「あ、いいんですか」
「うん。買うのはまだ少し先なの。話聞けて良かったです」と言って立ち去ろうとすると「じゃあ、そのときには」と言って名詞をくれた。あら、営業上手。


 もし買うとしたらネットで安いのを見つけて、と思っていたけれど、感じの良い喋り方をする男の子だったから、ここに買いにきてもいいなあという気分になってしまい、あああいけない、自分でもすごぉく甘いな〜と思うのだけれど、店員の応対に好感を持つと「買ってもいいか」という気についついなってしまう。でもプロ意識に欠けてて単に馴れ馴れしいだけの人はきらい。あと特定の商品をすすめられるのもきらい。楽しそうに、そして真面目に、熱心に(といっても説き伏せる熱心さではなく、本人自身が興奮してしまい熱がこもる・・みたいな感じで)説明されるとめっぽう弱い。


 それにここの楽器売り場にはちょっとした思い出がありました。


 去年の春、何かひとつ楽器でも欲しいものだと思って、そのときもあてもなくぶらついていたら DTM のコーナーに突き当たった。ハードの機材って、殆ど間近で見たことも、当然触ったこともなくて何が何で、どれがどうだかさっぱり判別がつかないのだけれど、その場所がDTMの機材の売り場であるらしいということだけはなんとなく察しがついた。


 そのときもやはり男の子の店員が素早くやってきた。
 自分でも DTM をやっているのだと言って、やたら楽しそうに説明してくれる。

 これは今の時点での感想なのだけど、この年頃(推定二十代)で、今のこの環境(※)って恵まれてるよなあ、と思う一方、今自分自身がそんな年代だったら、こういうことに興味を持っただろうか。もっと資格取得とか、勉強の方に走っていると思う、たぶん。だから自分にとっては、今のこの巡り合わせが逆にラッキーなのだ、きっと。

(※)ソフトの発達のお陰ででDTMがお手軽になった今の状況という意味。

 で、話を戻して。
「僕はこのソフトを使ってるんです」と、陳列されていたパッケージのひとつを指差す。
 そのソフトはわたしも持っていた。それが今使っているDAWソフト。
 以前に買って、少しいじっただけですぐ放り出して、そのときにはもう再開する気もなくしていたのでした。


 でも店員の男の子があんまり楽しそうに熱心に喋っていたので、自分でもやってみたい気持ちがむくむくと。だけどアコースティックの楽器も欲しいし・・・と一年ばかりぐずぐず考えていて、今年の春についに打ち込みに着手、それが今に至っていて、予想外にハマりました。これからも地道に続けていけるような気がします。


 パソコンとDAWソフトのみでやっていくつもりだったけど、モニター・スピーカーだけはあってもいいと思う。でもだいたいがこういう風に「これ"だけ"はあってもいいものだ」という錯覚から、モノは増えていくものなのかもしれないですね。


 などと考えながら映画を見ていたので、途中で考え事をしてしまったり、風邪薬を飲んでいたものだから、途中で寝ちゃったりして。


 ごめん、マイケル。


2009年11月07日

フランスの伝統色?

風邪をひいたみたいだ。


スキンケア用品がことごとく底をついてしまい、ありあわせのもの(旅行用にとっておいたサンプル品とか)で間に合わせるのももう限界、きょうじゅうに絶対買わなきゃ、と大急ぎで着替えてコスメショップに飛び込むと馴染みのBA(販売員)の女の子が、顔を合わせるなり「わあ。あったかそう」と言ってわたしの肩に軽く手を触れた。
「え?」
まったく意識していなかったのだが、自分の着ているものをふと見ると裏地にファーのついた丈の短いジャケット。その下に、よほど寒いときでないと着ないタートルのカットソーの重ね着。そしてこれもかなり寒いときでないと登場しないポケットのいっぱいついたベロアっぽい素材のパンツ。
 
文章で書くとおしゃれっぽいようだけど、実際にはコーディネートを無視したただの厚着。まだ奥の方にしまったままの冬物を適当にひっぱり出した。
ついこの間まで、夏の頃と同じような格好をしていたのに。
秋物アイテムの出番もなくいきなり・・・。
ところが声をかけてくれた女の子を見るとジーンズに上はTシャツ1枚なのだ。
「さ、さむくないの?」
「もお、暑くって」と彼女は楽しそうに笑った。
確かに店の中はよく暖房が効いていて、カウンターにすわっている間に少し暑くなった。そこでジャケットを脱ぐと今度は背中がぞくぞくする。あれ? なんかわたし、へん。半袖の彼女のそばにいるのが急にきまりが悪くなってきた。
帰るときも車のヒーターをつけると汗が出るのに、切るととたんにぞくぞくしてどうしていいかわからない。以来、三日ばかりいやな寒気が続いているので、この週末は家でゆっくり休んで、初期症状の風邪を撃退しようと思う。

そうはいっても軽く体調をくずして休息、というのが案外難しいのだ。
自分のやりたいことの殆どが体をあまり使わずに、頭と指先ばかりを使う作業なので、休息と称して家にいると却って活動しすぎて消耗してしまう。
そこできょうはあまり疲れなさそうな本、この前買った『フランスの伝統色』(ピエ・ブックス)という本をぱらぱら眺めて過ごすことにしました。




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2009年11月04日

モニタ売り場で

 えっ。またモニタを買いに!? 今度は3つめのモニタをつなげるのお? と思ったそこのあなた、いつも読んでくれててありがとう。


 そうではないの。これは前回モニタを買いに行った、そのときのお話です。


 大型家電量販店のだだっ広いフロアで、パソコン売り場の奥の方にある単体のモニタが並んでいるコーナーを探し当て、その場にしゃがんでじーっといくつものパネルに見入っていると、後ろで声がした。
「これはパソコンにつなげられるのですか?」
 70歳前後くらいに見える男性だった。


 パソコン初心者なのかな、と思い、「そうです。パソコンにつなげるのです、これは」とわたしは言った。「ディスプレイ、お探しなんですか」
「わたしね、自衛隊を退職しましてね、だから時間があって、写真撮るんですけどね、わたしの撮った写真をこう、つなげて、動くようにして・・・」
「ああ、動画ですね」
「そうそう、そういうのをつくって友人たちに見せたら、これが評判が良くて、つくりかたを教えてくれって頼まれるんですよ」
「わあ。じゃあパソコン、お詳しいんだ」
「今度公民館借りて講習会をすることになったんですよ。わたしのはノートパソコンで、会場でみんなに見せるのにプロジェクターを使うことも考えたんだけど、あれ高いでしょ、接続も面倒だし。これならパソコン専用だし、こんなに安く買えるのだったら、これがいいなあ」
 元自衛隊のおじさん、そこまでやるんだ、えらいなあ。それはぜひYouTubeに投稿したみたら、と言いそうになってやめた。
 最近YouTubeをよく見るものだから、つい思考がそっちの方にいってしまう。だがよけいなおしゃべりは慎んでおこう。


「あなたは何をやるんですか、パソコンで」と、その元自衛隊のおじさんが訊いてきたので、待ってましたとばかりに「音楽を作ってるんです。音をたくさん貼り付けるのに大きな画面が欲しくなっちゃって」
「ほう、そうですか。わたしの友達も作曲やりたい、なんて言ってましたがね、ソフトを買ってみたら難しくてやめちゃったみたい」
「そうだ、わたし自分の曲に、いつか動画もつけてみたいって思ってて(そしてYouTubeに投稿・・・いやいや、これは黙っているんだった)。動画って、どういうふうに作るんですか」
「あのね、ええ、と、マイクロ●フト! マイクロ●フトってあるでしょ」
「ああ、マイクロ●フト、ありますね、マイクロ●フトは、あります」
「マイクロ●フトの×××で○○○して□□□して、そうすると△△△なんですよ」


 知らない固有名詞が出てくると、急に話が見えなくなる。
 マイクロ●フトのHPから無償でダウンロードできる動画編集ソフトで、どうこうする、ということみたい。
 それからもいろいろおしゃべりして、最後は「じゃまた今度、動画/作曲 の話を聞かせてくださいねー」と元気よく別れた。


 その人の話の中で面白かったのは、退職してパソコンをこれから始めようとする友人たちがみんなまずエクセルを覚えたがる、ということだった。
「もう退職したんだから、そんなもんやんなくっていいって私は言ってやるんですよ」
 あはは。そりゃそうだ。はじめてやる人って、パソコンいこーるワード、エクセル、と思い込んでいるのかな。


 楽しかったけれども30分近くもしゃべってしまったので、買い物はまた今度にしようと思って家に帰った。



 そして翌日。また同じ売り場に足を運ぶ。
 すでに目をつけておいた商品の前に立つ。すると再び横から声が。
「いいの、ありそうですか」
 きのうとは別の男性だったが、年のころは同じくらいに見えた。やっぱり退職してるのかな。


「私はノングレアタイプが好きですよ。その方が目が疲れない」といきなりその男性は喋り出した。
「わたしも映り込みが苦手で、今使っているのはノングレアなんです。でも2つめを買うので、今度はグレアにしようかなあ、と」とわたしは答えた。
「いやいや、ノングレアの方が絶対いいですよ」
「・・・・」
「あと黒(のボディ)って見にくいねぇ。書かれている文字がよく見えない」
「ああ、そうかもしれませんね。わたしはついつい、黒がおしゃれかなあ、なんて、黒を買ってしまうんだけど」
「それはあなた、まだ若いからですよ。わたしくらいになると黒は疲れちゃって。よく見えなくて」
 いやいや、わたしも充分に目が疲れる年頃です。疲れてます。見えるけど。
「車のダッシュボードだって昔は木目調とかあったのに、今は黒くてよく見えない。木目調が好きなんだ、わたしは。昔のパソコンは木目調だった」
「えー、ほんとですか」
「昔の国産のパソコンは良かったね」
「国産パソコン?・・・・PC-98とか?」
「いや、×××の○○○だよ」
 あっ、もうわかんなくなってきた。


「フリーズして電源切ってもデータが消えないんだ」
「えーっ!! それはすごいですね」
「モニタの電源は前にあるのがいいよ」
「は?」
「下にあるのより、前にあった方が緊急のとき咄嗟に押せる」
 緊急・・・どんなときなんだろう。
「あと、ファンクションキーがモニタに表示されてたよね。あれがすごく便利だった」
 あ、国産のパソコンの話ね。


「ここの店の誰某さん、ほらあそこにいる髪の薄い人、あの人が詳しいんだよ。あの人に言うと、値引きしてくれるよ」
「ほんと。覚えとこ」
「しつこくしつこく食い下がるの。そうするとちょっとだけ安くして くれる。でも気持ちの問題だからね」
 しつこく食い下がるのかあ。わたしそれ苦手かもしれない。


「とにかく黒は良くない。木目調があるといいんだがなあ」


 今ここで黒を買ったら怒られそうだな・・・。


「欧米人は黒とか、あとカラフルなのが好きだね」


 カラフルなの、わたしも好きだけど。黙っていよう。


「外国のパソコンなんて使いたくないよ」


 その人はだんだん悲しそうな顔になって言った。


「マイクロ●フトが儲かるだけだもんね」


「・・・あ」



 そうしてやっぱり30分くらい話し込んでしまった。
 最初のおじさんは毎日が楽しくてしかたがないといった感じ、二人目のおじさんはぶっきらぼうな口調で、世の中つまんないことばっかり、何もかもが気に入らない、それもみんなマイクロ●フトのせい、みたいな。でも単にそういう喋り方が習慣なだけかもしれない。


 ふたりともとても面白かったけど、電気屋でこんなにおしゃべりすることになるとは思わなかった。だいたい本屋と大型電気店。この中で見ず知らずの客との交流はあまりないのが普通だと思う。今まで電気屋で他の客から話しかけられたことなんてない。
 本屋では人は内向的になる。大型電気店では人は慎重になる。だから余計なおしゃべりはあんまりしない。でもモニタ売り場では何か別の原理が働くのだろうか。


 楽しかったけど、わたしは今度こそモニタを持って家に帰りたかった。
 その日の晩、もう一度わたしは同じ店に行き、売り場に着く前に店員をつかまえ、「あれください」と言って、ささっと買って帰りました。



2009年11月03日

デュアルディスプレイとFL STUDIO

DTM作業効率アップのためにデュアルディスプレイを導入したにもかかわらず、肝心の目的ソフト(FL STUDIO7)で殆ど効果が見られなくて残念、と前回記事でぼやいていましたら、Catfishさんがメールで情報を送ってくれました。

FL5 の時にデュアル対応の修正があったそうなので、何処かにデュアルを有効にするoptionがあるはず。
プレイリストのメニューにある"detached"にチェックを入れると出来るのかもしれませんよ、という内容でした。
さっそくプレイリストの左上の角にあるメニューをクリックしてみると、Edit,Tools などの項目の一番下に、ありました! detached 。

このdetachedにチェックを入れると、いきなりプレイリストが隣のモニタの画面いっぱいに現れた。うわ、びっくり。そして感激〜!

さらにさらに、このdetach 機能は、ピアノロールにも、ミキサーにもついていました。


detached にチェックを入れる前は、2台のモニター間の溝がどうしても越えられず、ドラッグしていくと側溝にすーっと落ちて行くように端から姿を消していきましたが、チェックを入れてドラッグすると、ちゃんと溝を跨いで隣のモニタに姿を見せてくれました。

「わ〜よかったぁ。また会えたね」(握手)


それからステップシーケンサや、各種音源モジュール、エフェクトの設定画面、これらにはdetach機能はなく、ワーキングエリア内だけを移動できるみたいです。
ということは、ワーキングエリアをあらかじめ2つのディスプレイにまたがって広げておけば、側溝に落っこちることなく移動できますよね。

しかしワーキングエリア、つまり画面本体のことですが、これをどうやって動かすのかが最初はわからなかったのです。
どこを押しても叩いてもびくともしない。
しかしいろいろいじっているうちに、ウィンドウサイズの切り替えボタン Maximize/restore の切り替えで全体の画面を小さくしておいてから、左上隅のオレンジの文字でFL STUDIOと書かれた部分をつかんで引っ張っると、すす〜と滑らかに動くことがわかりました。

この「つかむ」部分、デュアルモニタに限らずたいていはウィンドウ上部のバーみたいなのをつかめば動く筈なんですけどね、FLのメイン画面に限っては妙に限定されているというか、左上のニンジン付オレンジ文字と、その横のちっちゃな横長のウィンドウ(プロジェクトファイル名が表示されるところ)、この二箇所しかつかみどころがないみたいです。


プレイリスト、ピアノロール、ミキサーの detach組は互いに重ねても切り替えて表示させることができますが、非detach 組は detach組と重ねると見えなくなってしまいます。
だからdetach組だけひとつのモニタにまとめておくのが良いみたい。

ただしブラウザだけは例外で、どちらの組にも属さず、何物にも干渉されず、妙に独立していてどこでも居場所を占拠できちゃうみたい。
detach 機能のことを知らなかったときも、これだけは最初からひょいひょい動かせたし、この身軽さは一体・・・?


とりあえず気がついたことだけざっと書き綴ったので、まだいろいろとあるかと思いますが。

あと私が使っているのはFL STUDIO7なので、別バージョンだとまた違った挙動をするのかもしれません。


ともあれ、

デュアルディスプレイ上のFL、快適です。

 Catfishさまに多謝。

 

2009年11月01日

デュアルディスプレイ

ケーブルテレビは解約、新しいテレビも買わないことに決めてすっかり気分がらくになると、さっそく新しい買い物をしたくなる。解約手続きもその準備も何にもしていないうちから。
やっぱり楽しいことの方から先にやりたくなるじゃないですか。
最近いろいろ買い控えていたからなあ、買い物は楽しい。

さて何を買うかというとパソコンの液晶ディスプレイです。今使っているのは19型液晶で、この大きさに今までは不自由を感じませんでしたが、DTMを始めてからはモニタ画面の小ささがとても気になります。いっそ、デュアルディスプレイにしてしまおうか、と。
2台のモニタを一台のパソコンにつなげて、一画面を分割させて横に長く使うという、あれです。

今使っているパソコンはエイサー製で、とにかく安くてコンパクトなのに惹かれて買ったとても地味な製品ですが、アナログとデジタルのビデオ端子が両方ついていて、デュアルディスプレイに標準で対応している(異なる映像を出力するグラフィック回路が内臓されている)ところなんかはとてもエライと思う。
実際、2つめのパソコンを繋げたとたん、すぐにデュアルモニタ設定の画面が現れて、指示に従って簡単に構築することができました。

しかしなぜかFL STUDIOにはこれ、あまり効果ないみたい。
例えばメインモニタにはプレイリストだけを表示させ、他のツールは全部サブのモニタの方に移動させてまとめておく、みたいなことが出来るかと予想していたのですが、移動できるのはプリセット音源などの入っているブラウザだけでした。他はドラッグすると、モニタの縁からはみでたあと、どことも知れない闇の空間に沈んでいきます。全部沈んでしまわないうちにあわてて引き上げます。

エクセルならば2画面ぜんぶを使って横長表示できるし、ループシーケンスソフトのACIDだって、トラックが長く表示されてそれはそれは使いやすそうなのに、FL STUDIOはメインモニタからちっとも外にはみだそうとせずお行儀よいことこのうえない。
デュアルディスプレイにしたことのFLへの効果のほどは、音声関連のファイルをすぐ横に並べておけることくらいだろうか。
人によっては作曲しながら原稿書いたり、メールチェックしたり、株価の動向をチェックしたり・・・・するのかもしれませんが、わたしはしませんしね。

一番の目的がFLだっただけに、ちょっと残念。でも新しく買ったモニタは22型なので(ほんとうは2台のモニタの大きさを揃えた方がいいのですが、こういう事態も予想して大きいのを買った)、それだけでじゅうぶん見やすくなりました。


瀕死です。

はじめての経験なのだけれど、周囲の人に聞いてみると末期症状ってのはだいたいそういうものらしい。

買って15年になる家のテレビの寿命があと少しで尽きるようです。

半年くらい前から、見ている途中でいきなりぷつんと電源が切れてしまう。たまたま何かのアクシデントだろうと最初は思ったのですが、だんだん頻発するようになったのでメーカーに問い合わせると、対処法として電源プラグをコンセントから抜いてしばらく放置した後、電源を入れてみてくださいとのこと。
やってみると確かにしばらくは調子が良い。
でもやっぱり見続けていると「プツッ」は確実にやってくる。
その間隔はどんどん短くなり今では5分だ。5分。これでは殆ど何も見られない。
友達に話すと「ああうちもそうだったよ。そうやってしばらくご機嫌とってたけど、ついに大型液晶テレビを買いました」という返事がいくつも帰ってきた。

買い換え時としてちょうどいいタイミングであるとは言える。
でもやっぱり今買うとなると、かなりの大型を買ってしまいそうだし、そうなるとテレビ台も必要になってくる。
テレビとテレビ台。どっちを先に買ったらいいのだろう。
ビデオデッキなんかがきれいに収まるラック式のタイプ、わたしはああいうのがあまり好きじゃない。できれば普通の家具の、箪笥とかサイドボードとかで適当な高さのものの上にどんと置きたい。でもそういう家具は持っていない。するとまず箪笥を買わなくてはならないのだろうか。悩んでしまう。

だいたいテレビって昔からそんなに見る方じゃなかった。
最近はなんといっても制限時間が5分だから、まったく見ないといっても過言でなく、それでもさしたるストレス感じないし、それ以前だってニュースくらいしか見ていなかった。つけていないと落ち着かないからつけていただけで、見たい番組があったわけではなく・・・・・・・・ということは、テレビいらないじゃん!

しかしここでひとつ問題は。
家ではケーブルテレビに加入しているのである。だからその末期症状のテレビで地デジだって見ることができるのである。(5分だから無理だけど)。
もともとテレビ好きじゃないのに、なぜケーブルテレビに加入したか。
それはインターネットの回線のためで、当時うちの地域にはまだ光ファイバーはなく、ADSLより高速というとケーブルテレビ。そしてどうせだったらテレビの方とセットで加入した方がおトク感あり・・・とまあこういう流れでケーブルテレビなんである。
そうかそうか。ここ最近胸の中にもやもやしていたわだかまりの正体がやっとわかりましたよ。
たいして見もしないのにケーブルテレビに加入している → 見なきゃもったいないというプレッシャー。→ にもかかわらず物理的に見ることが不可能な状況。

これはやっぱりケーブルテレビを解約するのが一番だと思う。
そうすればテレビを買う必要もない。そうそう、わたしはテレビなんてこれからはいらないのだ。欲しいものは別にある。それはまあともかく。

インターネットの環境も今ではうちの地域でも光が使えるようになっているのだから、そっちでもケーブル回線は解約して光にしよう。

そう決めたら、急に気が楽になってきて、NTT東のホームページをつらつら見る。
ひかり電話? うーん。電話も一緒にした方がやっぱりおトクなのかな。
おっ、フレッツテレビ。これはいったい・・・?
いかいかん、テレビはいらないのだ。ほんとうにいらないのだ。
ほんとうに・・・・。

2009年10月31日

CONLON NANCARROW

ネットラジオのクラシック番組で最近始めて聞きました。
一度耳にすればすぐに覚えてしまう奇妙な名前。コンロン・ナンカロウ。
現代音楽では不協和音はお馴染みだけれど、この人の場合は「不協リズム」「不協テンポ」。作曲を始めたときからハーモニーとメロディにはまるで関心がなく、リズムとテンポの実験ばかりを繰り返している人、だそうです。
その実験性を理解せずになんとなく聴いても退屈なだけなのではと思いつつ、いくつか聴いてみました。

結果・・・好きかもしれない。こういうの。







2009年10月30日